させんバンカーの 独り言

ある日、突然左遷された元銀行員の日常

FP1級、2級、3級 独学 テキストの使い方

FP1級、2級、3級 独学 テキストの使い方について

1.勉強方法は、時間の有る無しとか、どのあたりを目指すのか等によっても変えることができます。最小の投下時間と労力で合格点である60%ギリギリの合格を目指すのか、可能な限り投下できる時間で努力を惜しまず知識の充実を図りゆくゆくはFP1級までグレードアップしていくことも念頭に高得点を目指すのか等々、その方の置かれた環境とご事情等も考えあわせて、様々な勉強の仕方があります。
私の場合は、まずFP3級で入りFP1級までの取得を考えねばならない事情と、それを許す環境にあったので、当初から知識の充実を念頭に、効率的な勉強方法を考え、時間を惜しまず投下する努力をして高得点で合格したいと思っていたので、自分の理解度等を見ながら、勉強方法を工夫しました。
その結果、FP3級、FP2級は学科・実技とも9割以上得点できました。が、そんな勉強方法を継続しても、それでもFP1級は基礎6割、応用8割、トータルで7割しか得点できませんでした。FP1級実技は9割以上取れましたが、FP1級学科の勉強方法はもっと効率的で有効なやり方があったのかもしれません。  

2.ゆくゆくはFP1級までグレードアップしていくことも念頭に高得点を目指す場合でも、そうでなくても、取り組み方を工夫することができます。

○テキストの頻出項目に重点的を置く 方法
①テキストに、それぞれ「最頻出」「頻出」等マークのついた項目が記載されているので、その項目だけについて、まずポイントまとめを読んでから、該当問題を解く。
②頻出項目のみを数回通り回してから、頻出マークのついていない項目を上記のやり方で数回通り回す。
③最後にすべての項目で間違った回答をした問題を中心にもう1回通り回す。
④尚、法改正は予想問題集の解説部分や各資格学校のHP等で必ず確認する

⑤直近の過去問+「TAC あてる」予想問題集を数回通り回し、実際の試験時間内で解くトレーニングをする。

○テキストの全ての項目を網羅する 方法
①テキストの全ての項目について、まずポイント解説を読んでから問題を解く。これを数回通り回す。
②最後に、間違った回答をした問題を中心にもう1回通り回す。
③尚、法改正は予想問題集の解説部分や各資格学校のHP等で必ず確認する
④直近の過去問+「TAC あてる」予想問題集を数回通り回し、実際の試験時間内で解くトレーニングをする。

 

自身の理解度や経過時間、残された時間を考えて上記①〜⑤を組み合わせることもできます。

みなさんの生活スタイルや環境、必要性に応じて工夫してください。せっかく受験するのであれば、合格出来る勉強方法で合格出来る十分な勉強をしたいですね。