させんバンカーの 独り言

ある日、突然左遷された元銀行員の日常

就職と資格取得

させんバンカー521です。

三流私立文系大学在学中から、ハンバーガー屋、工事現場、家庭教師、夜中の検体の仕分け作業等々のバイトをしました。自分はどんな職業に向いているんだろう、楽でなくてもリスクが少なく効率よく稼げる仕事はなんだろう、大学卒業してからどんな職業に付けばよいだろうと考えながら、色々バイトしてみました。

漠然と、自分は保守的であること、外交的ではないこと、黙々と作業することはキライではないこと、人と一日中喋らなくても苦にならないこと、等々には気づきましたが、社交性、人と繋がりを持ち続ける人間力の必要な仕事もひょっとしたらいけるかもしれないという未知なる自分への期待感もあったりして、自分の本質の把握と自分の可能性を否定するまでの判断力はありませんでした。

大学三年生となり、そろそろ自分の適性を考えて就職に備える時期になり、無駄な時間を過ごしている場合ではなく何かしなきゃいかんという焦りもあり、独学で公務員試験の勉強を始めました。大学三年生の夏休みは大学の図書館に籠もり公務員試験の勉強に費やしました。大学三年生年明けには地元電力会社のエライさんに収まっている大学OBにアポイントを入れ話を聞きに行きました。

大学三年生時点で頑張って直接就職に繋がることが考えつかなかったので、とりあえずできることからやりたかったので、公務員試験の勉強を進めました。当時はその勉強の範囲を少し広げれば、行政書士の資格も取れそうだったので、地方上級公務員試験と東京都上級公務員試験と行政書士試験の取得を目指して大学四年の夏まで勉強を続けつつ、就職活動も並行して進めました。

結果、地方上級、東京都上級、行政書士試験に合格し、併せて、電力会社、銀行数行から内定を受けました。こうして広げた選択肢の中で、リスクが少なく効率的に稼げる職業につきたいとの職業感が影響し、以降30年勤務し続けた挙げ句左遷される憂き目にあうことになる銀行に就職を決めてしまいました。

就職してからも、銀行では資格を取らないと仕事できないし上位職に進めないので、証券外務員、銀行業検定2級、中小企業関係資格を取得し、知識が必要となる都度、関連した宅建士などの資格を取得しました。

左遷され仕事が変わると、これまでと違う知識が必要となり、第一種衛生管理者、運行管理者、年金アドバイザー3級、簿記3級、FP3級、FP2級、FP1級を取得しました。

さあ、これからいよいよ、これまで取得した資格を活用して生活できないかを真剣に考えなければならなくなりました。ただ勉強して資格を取得している場合ではなくなりました。具体的に動いていかねばなりません。

まだどんな戦略が有効なのか情報収集中。急がねばなりません。